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 バスケットボール男子のワールドカップ(W杯、31日開幕)を13年ぶりに戦う日本代表が28日、開催地の中国へ向けて出発した。八村塁(21)らが台頭して「史上最強」と呼ばれるメンバーがそろい、空席だらけだった代表戦には今、2万人に迫る観客が集まるようになった。日ごとに高まる期待を背負うチームを、世界の強豪が大舞台で待ち受ける。(河野正樹、清水寿之、松本麻美)

 28日午前、東京・羽田空港。日本代表が中国に発つ便への搭乗前、出発ロビーで開かれたセレモニーで100人を超える人だかりができた。八村は「ついにこの日が来たという感じ。今までの積み重ねを忘れず戦いたい」と意気込んだ。

 米プロNBAドラフトでウィザーズから日本選手として初めて1巡目指名された八村の注目度は、日本バスケット界では群を抜いて高い。ドラフト後、初めて八村が国内でプレーした12日のニュージーランド戦(千葉ポートアリーナ)は、一般販売分のチケットが販売開始からわずか9分で完売した。

 25日のチュニジア戦(さいたまスーパーアリーナ)では「入場者数は史上最多の1万8377人です」との場内放送が流れた。8月の国際強化試合は過去にない盛り上がりを見せた。

 富山県出身で、ベナン人の父と日本人の母を持つ八村は宮城・明成高で頭角を現し、全国高校選抜優勝大会で3連覇。17歳以下の世界選手権でも活躍して米ゴンザガ大に留学した。本場・米国で持ち前の努力で身体能力と技術に磨きがかかった。

 その存在は代表の同僚に刺激を与える。昨年、八村より一足先にグリズリーズでNBAデビューを果たした渡辺雄太(24)は「塁の活躍を見ると、もっと頑張らなければと思う」。世界ランク48位の日本は24日、22位と格上のドイツを86―83で破った。

 元々、日本のバスケットが盛り上がる素地はあった。以前から学校体育に浸透していた影響もあり、2018年の笹川スポーツ財団の調査によると、登録競技者数は62万人余り。剣道、サッカーに次いで3位だ。16年に開幕したBリーグも順調に観客数を伸ばす。そして八村、渡辺ら逸材が代表にそろった。

 主将の篠山竜青(31)は「日本のバスケットはこれから発展していく。一緒に戦ってほしい」とファンに呼びかけている。

【予告】NICK 私がたどり着いた日本

■ドリームチーム…

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