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 国内でサケの人工孵化(ふか)と放流事業が始まったとされる北海道千歳市。市内を流れる千歳川に遡上(そじょう)したサケを捕らえる「インディアン水車」は、秋の訪れを伝える風物詩となっている。その川で繰り広げられる生き物の営みを直接観察できるのが、サケのふるさと千歳水族館だ。

 川で生まれたサケは北の海へ約3万キロの旅に出て、一説には、においをたよりに生まれた川に戻ると言われている。そして、産卵の準備や争いで体がボロボロに傷つきながらも命をつなぐ。最近の研究では産卵中のサケの心臓が止まっていることも分かったという。まさに命がけだ。

 千歳川をのぞく水中観察窓では、そんなサケの一生を間近に見られる。春には稚魚が海をめざす姿が、秋には遡上、冬は産卵の様子に出合えることもある。

 親子連れで日々にぎわう「窓」…

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