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 2020年東京パラリンピック開幕まで1年を切った。世界へ戦いを挑むのは、なにも選手だけではない。海外メーカーが独占する競技用義足の市場に風穴を開けようと、後発の日本企業が新製品の開発を着々と進めている。

 競技用義足はカーボン素材で「ブレード」と呼ばれる。パラ陸上界ではオズール社(アイスランド)、オットーボック社(ドイツ)の義肢装具メーカー2社のブレードを、世界の大半の選手が使用する。

「概念を覆す」

 この「2大巨頭」に挑んできた国内のパイオニアが、国産ブレード初のメダリストを生んだ今仙技術研究所(岐阜県各務原市)だ。08年北京パラリンピックの走り幅跳びで、銀メダルを獲得した山本篤選手のブレードには「IMASEN」の文字が並んでいた。

 一時休止していた開発を、13年の東京大会決定を機に再開。スポーツ用品メーカーのミズノと手を組み、手始めに作った義足の足裏にあたる水色の「スパイクソール」は今、世界中で多くの選手に愛用されている。

 本丸の新ブレード開発は最終段階。今仙の担当エンジニア浜田篤至さんは「これまでの概念を覆すような特徴的な形状で、空気抵抗を劇的に軽減させる」と欧州2社への対抗心を燃やす。今秋、国内で開かれる学会で披露する予定だ。

■海外選手と共…

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