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 信州大病院と東京大医科学研究所病院は27日、がん細胞を狙い撃ちするよう遺伝子操作したウイルスを使った、皮膚がん治療の臨床試験を始めると発表した。切除ができなかったり転移があったりする皮膚がん患者を対象に、安全性と治療効果を確かめる。

 臨床試験が始まるのは、口の周りに水ぶくれなどを起こす「単純ヘルペスウイルスI型」の遺伝子を改変した「T―hIL12」を使う治療。がん細胞だけで増え、増えるときにがん細胞をやっつけるよう遺伝子操作してある。免疫細胞を活性化するたんぱく質の遺伝子も加えてあるため、患者自身の免疫によるがん細胞の攻撃を強化する効果があると期待される。

 第1段階(第1相試験)は、標準的治療の効かなかった患者6人が対象。ウイルスを2~4回、がんができている部分に注射する。第2段階(第2相試験)は、標準治療のひとつである免疫チェックポイント阻害剤・オプジーボによる治療が予定されている患者18人を対象に、オプジーボとウイルス療法を併用する。

 今回の治療用ウイルスの土台と…

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