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 窃盗容疑で現行犯逮捕された男が入院中の東京警察病院(東京都中野区)から逃走した事件で、27日に出頭した男が、逃走後は「名古屋と大阪にいた」と供述していることが警視庁への取材でわかった。逃走2日後の朝、かつらで変装した容疑者とみられる男が近鉄名古屋駅(名古屋市)で確認されていたことも判明。大阪行きの乗車券を買っていたという。

 男は韓国籍の住所不詳、無職金沅基容疑者(64)=同容疑などで逮捕。捜査3課によると、金容疑者は13日、中野区のすし店で取り押さえられる際に負傷。いったん釈放されて入院中の18日早朝に逃走し、東京都練馬区を経て川崎市内で1泊したという。

 金容疑者の同庁への供述では、19日は名古屋市で、翌20日から2~3日は大阪・難波で宿泊。いずれも移動には在来線を利用したという。その後、ヒッチハイクで川崎市に戻り、27日に出頭するまで滞在していたという。

 金容疑者は出頭時、文庫本を9冊持っていた。「暇になるので買った」という趣旨の説明をしているという。