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 首都圏からの日帰り登山などで人気の山梨県大月市の岩殿山(634メートル)で崩落があり、市は28日から登山道の一部を閉鎖した。

 南側にそそり立つ「鏡岩」と呼ばれる巨大な岩の一部が崩れた。27日朝、強瀬ルートに落石があると市民から連絡があった。鏡岩の真下の登山道の一部が長さ約10メートルにわたりふさがれ、手すりが損傷。鏡岩の標高600メートル付近が幅5メートル、高さ3メートルほど崩落していた。市は強瀬ルートの丸山公園から浅利ルート分岐までを通行止めとした。

 27日午前0時過ぎに神奈川県西部を震源とする地震があり、大月市内では震度2を観測した。市の担当者は「地震で崩落した可能性もある」。県や専門家らと対応を協議し、安全確認を進める。別ルートからの登山は可能という。

 岩殿山は「岩殿城跡」として県文化財(史跡)に指定されており、年間約4万6千人の登山客らが訪れている。(小渕明洋)