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 大阪・難波駅と関西空港を結ぶ南海電鉄の特急「ラピート」の台車に約14センチの亀裂が見つかった問題で、以前にも別の車両の同じ部分で亀裂が見つかっていたことが同社への取材でわかった。この亀裂を含め、同社はここ2年間、計4両で七つの亀裂を確認。国の運輸安全委員会は台車に構造上の問題がないか調査している。

 国土交通省や南海電鉄によると、23日夕に関西空港駅に向かう途中、車掌が2号車と3号車の連結部から金属がこすれる音を聞いた。途中駅から車両検査の担当社員が同乗したが、異音を確認できなかったため、車掌が異音を聞いてから難波―関空間(42・8キロ)を3往復弱運行した。

 運行終了後の24日に車両基地で点検したところ、2号車のモーター(主電動機)と台車をつなげる溶接部分に約14センチの亀裂が見つかった。

 運輸安全委は深刻な事故につながりかねない重大インシデントに認定。運輸安全委の鉄道事故調査官が27~28日、南海電鉄本社(大阪市浪速区)で社員への聞き取り調査や車両や台車の確認を行った。

 亀裂発見を受け、南海電鉄はほかの車両の台車を緊急点検。その結果、26日に別の車両でも溶接部分で約10センチの亀裂が見つかった。

 同社によると、この二つの亀裂以外にも、過去、別の車両の台車の溶接部分で亀裂を確認していた。

 17年11月に内装工事中、1車両から約17・5センチと約3・8センチの亀裂を確認したほか、今回約14センチの亀裂が見つかったのと同じ車両から約4センチと約6・5センチの亀裂を発見。また、19年4月の定期検査中、別の車両で約14センチの亀裂を確認したという。同社は当時、緊急点検を実施したが他の車両に異常は見つからなかった。

 同社によると、17年と19年…

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