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 働く障害者が雇い主や上司などから虐待を受けたとの届け出や通報のあった事業所は、2018年度に前年度比11・7%増の1656カ所だった。厚生労働省が障害者本人からの届け出や同僚などの第三者による通報などをまとめ、28日発表した。比較できる13年度以降で最も多かった。

 届け出や通報のうち、実際に虐待ありと各都道府県の労働局が認めた事業所は、同9・4%減の541カ所。虐待を受けた障害者は同31・2%減の900人だった。認定された虐待の内訳(複数回答)をみると、最低賃金未満で働かせるなどの経済的虐待が791人で最多。次いで心理的虐待92人、体をたたかれるなど身体的虐待42人と続いた。(吉田貴司)