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 世界3大映画祭の一つ、第76回ベネチア国際映画祭が28日夜(日本時間29日未明)、イタリア・ベネチアのリド島で開幕した。オープニング作品に日本人監督で初めて選ばれた是枝裕和監督の日仏合作「真実」が公式上映され、客席から大きな拍手が送られた。

 是枝監督が同映画祭のコンペティション部門に参加するのは、2017年の「三度目の殺人」に続き、2年ぶり3回目。初めて参加した1995年には、劇場映画デビュー作「幻の光」で「金のオゼッラ賞」を受賞している。

 「真実」は、フランスの国民的女優カトリーヌ・ドヌーブとジュリエット・ビノシュを母娘の役に迎え、パリ周辺で10週間にわたって撮影された。昨年のカンヌ国際映画祭で「万引き家族」がパルムドールを得た後の第1作で、是枝監督の初めての海外進出作品でもある。

 国際的に知名度が高い大女優ファビエンヌ(ドヌーブ)が自伝本「真実」を出版するのを機に家族が集まり、次第に母娘の間に渦巻いていた愛憎が浮き上がる物語。奔放かつ神経質な大御所女優をドヌーブが見事に表現し、彼女とのわだかまりを解こうと向き合う娘リュミールをビノシュが演じている。

 公式上映前に、是枝監督はドヌーブやビノシュらと記者会見に臨んだ。記者らは拍手と歓声で迎え、立ち見も出た会見場を見渡した是枝監督は驚きの表情を浮かべていた。

 是枝監督は両女優へのインタビューを重ねて物語を形作っていったことを明かし、「女優という人生を送っている方の生の言葉を、どのように脚本に落としていくか。数年にわたった、その作業の結実が今回の『真実』です」と語った。

 ドヌーブは、自身と重なる大女…

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