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 静岡県の伊豆半島沖で2017年6月、米海軍のイージス艦フィッツジェラルド(8261トン)とフィリピン船籍のコンテナ船(2万9060トン)が衝突しイージス艦の乗組員7人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は29日、調査報告書を公表した。運輸安全委は、イージス艦の操船責任者が別の船に気をとられ、直前まで危険性を認識していなかったとみられると指摘した。

 事故があったのは17年6月17日午前1時半すぎ。報告書によると、イージス艦は米海軍の横須賀基地を出港し、伊豆半島の東側海上を南に時速約37キロで進んでいた。右前方には、2隻の船が並走するように東に向かって航行していた。イージス艦は手前の船の前を午前1時28分ごろに通過。その2分後にコンテナ船とぶつかった。

 イージス艦の乗組員は事故の10分前、当直の操船責任者にコンテナ船と衝突するおそれがあることを伝えていた。だが、操船責任者は手前の船に気をとられて助言を受け入れずにそのまま速度を落とさず進んだ。その後レーダーが乱れて周囲の船が確認できなくなっていたが、適切な見張りもしていなかったという。

 操船責任者は、事故の3分前にようやく衝突の危険性を認識。右側にかじを切ったり、速度を上げて左にかじを切ったりする回避措置を指示したが、すぐに撤回した。事故1分前に左いっぱいにかじを切ったが、間に合わなかったという。

 一方でコンテナ船は、自船を右に見る位置にあったイージス艦側に回避義務があると考え、避ける動作が遅れたという。

 この事故では、米海軍が17年…

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