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 米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は28日、北朝鮮が東部の咸鏡南道新浦の造船所で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)搭載用とみられる潜水艦を建造し、SLBMの発射実験の準備を進めている可能性があるとの分析結果を発表した。

 分析は26日の衛星画像に基づく。「北朝鮮の弾道ミサイルや核の脅威の増大を示し、追跡や先制的な標的設定が困難であることから、地域の防衛を困難にさせる」と指摘。「核戦力を存続可能なものに近づけ、完全な非核化の可能性を減らす」との懸念を示した。

 朝鮮中央通信は7月下旬、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長が、新たに建造した潜水艦を視察し、潜水艦は日本海側で任務を行うと指摘した、と伝えた。韓国の北朝鮮専門家の間には、米韓が今月実施した合同訓練を北朝鮮の要求通りに中断しない場合、SLBMを発射して抗議の意思を示すとの予測もあった。(ワシントン=渡辺丘)