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 名張市立比奈知小学校で29日、交通安全を推進する「まもってくれてありがとう運動」のモデル校指定式があった。名張署と名張地区交通安全協会が、市内の学校で初めて指定した。

 民間の調査などでは、横断歩道の前に渡ろうとする人がいる時に車が停止する割合が、三重県は全国で最下位に近い低さという。また、同署交通課によると、比奈知小の通学路の比奈知郵便局前には、事故の危険性が高いとして署が重要横断歩道に指定している交差点がある。

 まもってくれてありがとう運動は児童が横断歩道の正しい渡り方を学ぶとともに、横断後にドライバーへお礼を伝えることでドライバーの意識も変える狙いがあるという。

 この日は始業式を終えた全児童284人が指定式に参加し、県交通安全協会の交通安全アドバイザーから横断方法の指導を受けた。児童らはしっかりと左右を確認してから体育館に設けた横断歩道を渡ると、おじぎをしたり「ありがとう」を言ったりしていた。指定は他校にも広げていく予定という。(吉住琢二)