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 米中貿易摩擦や市場の減速などで、マツダが苦しんでいる。主力の米国や中国をはじめ、多くの地域で苦戦し、今年1~7月の世界販売は前年比11%減の約86万7千台にとどまった。今後は、世界的に需要が高まっているSUV(スポーツ用多目的車)の新型車投入などで巻き返しを図る。

 米国での1~7月の販売台数は前年比13・9%減の16万1847台。セダン系の人気が低迷し、主力セダンであるマツダ6などの販売が落ち込んでいるのが響いている。米中貿易摩擦の影響などで自動車市場の前年割れが続く中国では、25・9%減の12万3396台だった。

 米中ともに値引きに頼らない「正価販売」に取り組み、他社に売り負けていることも要因だ。日系自動車メーカーのなかでも落ち込みが大きい。

 ただ、1台あたりの収益力やブランド力を高めるために路線は変えない方針で、幹部は「我慢のしどころ。(引き続き)価値を訴求し販売していく」と語る。同社にとって比較的販売規模が大きいオーストラリアなどでも前年を割っている。

 期待を寄せるのが新型車などの…

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