【動画】ケミカルライトを使ったトーチトワリングについて学ぶ教員たち=浦島千佳撮影
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 名古屋市立中学校で7月、火のついたたいまつを回す「トーチトワリング」(トーチ)の練習中に、2年生の男子生徒がやけどを負う事故が起きた。野外活動の花形として伝統的に続いてきたトーチだが、全国的には珍しい。「感動する」という声の一方、「危険だ」との指摘もあり、見直しの議論が広がっている。

 トーチは「火の舞」や「火踊り」とも呼ばれ、長さ50~60センチのステンレス棒の先端にタオルを巻き付け、灯油を染み込ませて着火。その状態で回しながら演舞する。名古屋市では昨年度、中学校110校中109校が、小学校261校中32校が実施した。行う学校が多いことから市教育委員会はマニュアルを作成。教員の初任者研修などで指導法を伝えてきた。

 ところが7月26日、市立守山東中で2年生の男子生徒が校庭で練習中、服の袖に火がつき、腕にやけどを負った。野外活動で披露するため、希望者が練習していた。市教委によると、マニュアルに沿った安全対策が不十分だった可能性が高いという。市教委は8月13日付で今年度は火を使ったトーチを行わないよう市立小中高校に通知した。

 事故が報道されると、ネット上…

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