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 バスを使って学校へ通う高校生の通学費を補助する動きが進んでいる。鉄道に比べ高額なバスの定期代が、家計を圧迫しているとの声を受けて自治体が独自に取り組んでいる。

 愛知県田原市にある三河田原駅のロータリーで、高校生がバスを待つ列をつくっていた。豊橋鉄道渥美線は田原市中心部にあるこの三河田原駅が終点だ。鉄路がない渥美半島西部にある県立福江高校の生徒たちは、ここから約20キロの距離をバスで通学している。

 田原市は9月、市内に住む高校生がバス通学する場合の定期券購入費補助制度を始めた。理由はバスの通学定期券が高額になるため。市中心部のバス停「田原駅前」から福江高校最寄りの「福江」までを例にとると、3カ月で7万2070円にもなる。渥美半島西部から市中心部にある県立成章高校、県立渥美農業高校に通う場合も同様だ。

 新たな制度では、バスの通学定…

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