阿部彰芳、土肥修一
なぜ亡くなったのか、犯罪に巻き込まれていないのか。解剖は死因究明の最も有効な手段だが、解剖医や予算の不足などから解剖されないことが多い。一方で画像診断で死因に迫る取り組みが広まっている。
「解剖されていなければ、本当の死因はわからなかった」。石川県の大工、大畠正晴さん(68)は、長男一也さん(当時40)を失った当時をこう振り返る。
2016年12月、県内の精神科病院から自宅に「一也さんが亡くなりました」と電話があった。一也さんは25歳のころ統合失調症と診断され、2週間前から入院していた。
病院は正晴さんに、死因は心不…
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朝日新聞社会部