【動画】香港警察、地下鉄駅でデモ参加者を摘発し暴行=鄭仲嵐さんら撮影
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 香港で続く政府への抗議デモで、警察の対応が一段と強硬になっている。8月31日には地下鉄の車両に逃げ込んだデモ参加者らを追い詰めて殴りつけるなど、力ずくの鎮圧をためらわなくなっている。背景には事態が好転しないいらだちや、厳しい措置を求める中国の意向などもあるとみられるが、そのやり方は市民の怒りと懸念を増幅させており、情勢は一段と緊迫している。

 1日午後、香港国際空港には空港へのアクセスを遮断し政府に圧力をかけようと、若者たちが続々と詰めかけた。同様のデモは先月下旬にも呼びかけられたが人が集まらずに不発に終わった。多くの人を駆り立てたのは、前日の衝突で警察がとった暴力行為だ。

 8月31日のデモで、警察は実弾2発を威嚇発砲するなど強硬姿勢を強め、6月以降で最も激しくデモ隊と衝突。警察は13歳の未成年者を含む63人の参加者を拘束した。

 この日の衝突は、警察と市民の関係に深い傷を残しそうだ。

 警察の特殊部隊が地下鉄の車両までデモ参加者を追いかけて催涙スプレーを噴射した上、無抵抗の若者らを警棒で次々と殴打。出血する人や「警察は黒社会(暴力団)だ」と叫ぶ人を映した動画がテレビやネットで繰り返し流れている。

 現場を目撃した鄭仲嵐さんによると、車両にはデモとは無関係の乗客もおり、恐怖でその場にへたり込む女性や、泣き出す子を抱き、身を縮めて震える女性の姿もあったという。

 警察がなりふり構わぬ姿勢をとった背景には、長引く緊張状態のなかでため込んだ不満や焦燥もありそうだ。デモの先鋭化で警察側にも負傷者が続出しているうえ、家族が暮らす寮にデモ隊が押しかけるなど警察側の不安も高まっている。

 林鄭月娥(キャリー・ラム)行…

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