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 障害者野球の中四国大会が1日、徳島県阿南市のアグリあなんスタジアムであり、県内で活動する「徳島ウイングス」は出場4チーム中3位だった。

 障害者野球は軟式球を使う。盗塁やバントがないほか、走ることが難しい選手の打席は別の選手に走塁を任せるなどのルールがある。

 2015年結成の徳島ウイングスにとって、初の地元開催の中四国大会。1回戦で岡山のチームに0―7で敗れたが、3位決定戦で愛媛のチームに19―0で大勝した。2点適時打を放った中堅手の北島正さん(47)=鳴門市=は「このチームと出会って、また野球を楽しめるようになった」と声を弾ませた。エースの大野静馬さん(25)=徳島市=は右目の視力がほとんどないが、大学の軟式野球部の練習に加わったり、冬に同郷のプロ野球選手と砂浜を走ったりして鍛えてきたという。「4年に1度の世界大会で、日本代表に選ばれるような選手になる」。代表の西上勝さん(53)は「次こそは3位のカベを超えたい」と話した。

 徳島ウイングスは現在、10~70代の選手20人が所属。毎週日曜に小松島市のみなと高等学園で全体練習がある。昨年以降、若手選手が5人加わった。野球経験のなかった選手もいるが、今春は全国大会にも出場した。選手やボランティアを随時募っている。問い合わせは西上さん(090・4334・1198)。(高橋豪)