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 奈良県吉野町喜佐谷にある公民館が、宿泊できる「ゲストハウス きさのせせらぎ」に生まれ変わり、1日にオープンした。万葉歌人の大伴旅人(おおとものたびと)らが詠んでめでた「象(きさ)の小川」が横を流れ、歌碑巡りやホタル観賞など多彩な体験メニューを用意し、集客をめざす。

 新施設は木造平屋約120平方メートル。22畳の和室、調理場など内装を一新、風呂場を増築した。食材を持ち込んで自炊し、2~10人宿泊できる。料金は2人で1万円。追加は1人5千円(小中学生2千円)。バーベキューセットや釣り具など貸し出しもある。

 地元の中荘地区まちづくり協議会が、老朽化し利用が減った施設の再生を決め、国や町から助成金約2千万円を受けた。集会所や避難所の機能は残る。

 開業を祝う式典には、北岡篤町長ら約40人が出席した。予約・問い合わせは当面、まちづくり協の樫本昌幸会長(090・1077・0857)。(福田純也)