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 防災の日の1日、和歌山市鳴神で、市民が主催して災害や防災について考えるセミナーがあった。分かりやすく防災について知るための落語や、県の担当者の講演などがあり、地域住民ら約40人が耳を傾けた。

 防災士の資格も持つアマチュア落語家の「ゴスペル亭パウロ」こと小笠原浩一さん(57)は、避難や避難所での必要な知識を落語にした。しっかり者の小学生と母親が会話をしながら避難所に向かう設定で、避難する時には近所の人も呼びかける、避難所で寝る際には移動が出来るように通路を空けておく、といったポイントを伝えた。

 県防災企画課の片家康裕課長補佐は、2016年の熊本地震など数々の災害で現場に入った。住宅の耐震補強の大切さや、避難所を運営する時に女性を中心メンバーに入れる必要性などを訴えた。和歌山市小倉の山田晴子さん(76)は「一人暮らしで災害が心配で参加した」と話した。(藤野隆晃)