[PR]

 祇園甲部の芸妓(げいこ)、紗月(さつき)さんを起用した観光PR用のポスターをタイの観光庁がつくった。日本の古都、京都を象徴する芸妓の人気にあやかり、タイの古都の魅力を日本で広く知ってもらう狙いだ。

 ポスターは昨年10月、タイの古都として知られるチェンマイとタイ北部のランプーン県で撮影された。紗月さんがゾウとふれ合うパターンなど全6種類で、100枚ずつ作製。6月に完成し、京都府内の旅行会社などに配られた。

 紗月さんの起用は、7月までタイ国政府観光庁大阪事務所(大阪市西区)の所長だったサラッワディー・アサーサパキットさんの発案だ。同氏はチェンマイの出身。同じ古都同士で京都に親近感を持ち、京都の文化を象徴する芸舞妓にタイの魅力をPRしてもらうことを思いついたという。同事務所は「国の違いを感じさせず、紗月さんの写真は古都が持つ独特の風情を感じさせる」と話す。

 一方の紗月さんも「合成?って言われるぐらい、よく撮れていた」とポスターの出来栄えに満足げ。「日本の方にタイに行きたいと思ってもらうのはもちろん、タイの方にも日本文化を知ってもらうきっかけになれば」と話している。(佐藤秀男)