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 神仏をテーマにした作品が多い北九州市の画家本村卓空(たっくう)(本名・卓也)さん(36)の個展「本村卓空・祈りの絵画展」が2日から、和歌山県高野町高野山の高野山ギャラリー(大師教会前)で開かれている。

 本村さんの父の哲也さん(65)によると、卓空さんは自閉症と、視野のほとんどを失う網膜色素変性症という病気を抱えている。絵画療法で絵を描き始め、2010年ごろから本格的に制作活動を始めたという。

 今回の個展は、17年に福岡市で開かれた個展を訪れた福岡県内の僧侶で高野山大学卒業生の長豪隆さん(30)が感動し、高野山での開催に尽力したという。長さんは「色彩や大胆な構図などに圧倒された」などと話す。哲也さんは「ハンデを抱えながら一生懸命に絵を描いているので多くの人に見て頂きたい」という。卓空さんも「仏様の明るさを伝えます」と話している。

 9日まで。午前10時~午後5時。入場無料。作品などの販売もしている。(鈴木芳美)