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 東京都目黒区の船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5)が両親から虐待を受けて死亡したとされる事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の優里(ゆり)被告(27)の裁判員裁判が3日、東京地裁で始まった。優里被告は衰弱を放置して死なせたとする起訴内容を大筋で認めた上で、「夫の報復が怖くて警察に通報できなかった」と述べた。

 起訴内容は、優里被告が昨年1月下旬から長女結愛ちゃんに十分な食事を与えず、夫の雄大被告(34)の暴行を知っても虐待の発覚を恐れて放置。栄養失調で起きた肺炎による敗血症で3月2日に死亡させたというもの。死亡時の体重は、同年代の平均体重(約18キロ)を大きく下回る12・2キロだった。

 検察側の冒頭陳述によると、優里被告は香川県に住んでいた頃に結愛ちゃんを連れて雄大被告と結婚。弟が生まれた2016年11月ごろから雄大被告による結愛ちゃんへの暴力が目立つようになった。一家で東京で暮らし始めた18年1月からは、1日に汁物1~2杯しか与えないこともあり、みるみる体重が減少。それにもかかわらず病院に連れて行かず、死に至らせたと指摘した。

 警視庁によると、結愛ちゃんは毎朝4時ごろに起きてひらがなを練習するよう命じられ、ノートに「もうおねがい ゆるして」などと書き残していた。

 一方、弁護側は、優里被告は香川に住んでいた当時、結愛ちゃんのしつけのことで雄大被告から連日数時間の説教を受けるとともに、目の前で暴行を見せられたことで、心理的に雄大被告の支配下にあったと説明。量刑を検討するにあたっては、こうした実情を考慮してほしいと訴えた。

 雄大被告は結愛ちゃんに対する…

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