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 全国の警察で、新型の速度取り締まり装置「可搬式オービス(通称)」の導入が進んでいる。小型で持ち運びができ、畳1畳分あれば設置もできるため、場所を問わないのが利点だ。取り締まりのための機器だが、愛知県警はあえて設置場所を公表し、事故抑止につなげる考えだ。

 7月下旬の金曜日。ナゴヤドームにほど近い名古屋市千種区の県道は、午後7時にもなると家路を急ぐ車が、片側3車線の道路をビュンビュンと飛ばしていた。闇に紛れるように、県警のSUV(スポーツ用多目的車)が道路脇の駐車場に滑り込んだ。

 車を降りた2人の警察官は、道路中央に三脚を立てた。その上に、目のような黒い丸(穴)があり、SF映画に出てくるロボットのような機械を載せた。これが可搬式速度違反自動取り締まり装置、通称「可搬式オービス」だ。

 特徴は設置の手軽さだ。持ち運…

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