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 バスケットボール男子のワールドカップ(W杯)で、1次リーグE組の日本(世界ランキング48位)は3日、上海でチェコ(同24位)と対戦する。ともに初戦を落とし、負けられない一戦。日本は、身長201センチのチェコPGサトランスキーをいかに抑えるかがカギになる。

 サトランスキーは昨季までの3季、八村塁が入団した米プロバスケットNBAウィザーズに所属した。今季からはブルズでプレーする。八村はサトランスキーについて「大きいし、パスも出せる。シュートも打てるし、切り込める。彼に気持ちよくプレーをさせないことが大事だ」と話す。

 高さのあるサトランスキー対策として、日本はW杯前の国際強化試合で、SGが本職の身長192センチの田中大貴(A東京)を主にPGとして起用してきた。チェコ戦では先発起用も有力で、田中は「日本は守備から流れを作らないといけない。彼を抑えることが勝つ上で大事な要素」と意気込む。トルコ戦では第1クオーターでいきなり離されただけに「このレベルになると、後手に回ると盛り返せない。先手先手で仕掛けたい」と語る。

 ただ、チェコは1日の米国戦で、サトランスキーだけではないチーム力を見せた。こぼれ球に最後まで飛び込む献身性、20点以上離されても3点シュートを3本連続で決めてくるしぶとさ。日本が見習うべきプレーが凝縮している。

 2016年のリオデジャネイロ五輪予選で、日本はチェコに71―87で敗れている。その試合に出場した渡辺雄太(グリズリーズ)は言う。「あのときに感じた差が、どれだけ縮まっているか試す機会になる」(上海=河野正樹