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 「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」(大阪府)に続き、関西で次に世界遺産となるのはどこか。「彦根城」(滋賀県)と「飛鳥・藤原の宮都(きゅうと)とその関連資産群」(奈良県)が登録をめざし、活動を本格化させている。ともに国内ではよく知られるが、ユネスコ(国連教育科学文化機関)側に価値をどうアピールするか、その説明方法に悩んできた。

 3階建ての国宝天守を持つ彦根城は、日本が世界遺産条約を批准した1992年、登録候補となる「暫定リスト」に姫路城とともに真っ先に載った。姫路城などが翌年、国内最初の世界遺産になった一方、ずっと置き去りにされてきた。

 理由は、似た遺産は登録されにくいからだ。姫路城は白く優美な姿から「白鷺(しらさぎ)城」と称され、5層6階で規模もより大きい。

 彦根城のある彦根市は、国宝の城がある長野県松本市(松本城)や愛知県犬山市(犬山城)とともに「城郭群」として、姫路城に加わる形での「拡大登録」をめざしたこともあるが、姫路市に難色を示された。

「統治の象徴」特色を再分析

 ならば姫路城を上回る点を見つけようと、姫路城の登録理由を分析した。そこで気づいたのは「木造建造物の傑作」「城郭建築の最高点」と評価された一方、「江戸時代の封建制を象徴」という項目は認められなかったことだ。

 「建物ではなく、江戸時代を象…

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