愛媛)害虫のガ「ツマジロクサヨトウ」県内上陸 警戒を

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亀岡龍太
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 今年7月に国内で初めて見つかった害虫のガ「ツマジロクサヨトウ」が、愛媛県内で初めて確認された。県病害虫防除所は農作物への食害の拡大が懸念されるとし、警戒を呼びかけている。

 防除所によると、西予市内の生産者から連絡を受けた担当者が8月29日、飼料用トウモロコシ畑でツマジロクサヨトウと疑われる幼虫を採取。農林水産省神戸植物防疫所が2日に確認した。幼虫は畑で葉を食べていたという。

 ツマジロクサヨトウはアメリカ大陸の熱帯から亜熱帯地域原産のガの一種で、東南アジアや中国にも分布。成虫は全長4センチ弱で、オスの羽の一部に黄色い斜めの斑紋がある。幼虫がイネやトウモロコシなどの葉や茎などを食い荒らす。人畜には無害という。

 国内では鹿児島県で7月に初…

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