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 超大型ハリケーン「ドリアン」がバハマに上陸し、ミニス首相は2日夕(日本時間3日朝)、少なくとも5人が亡くなったと発表した。いまも強い勢力を保っており、米国立ハリケーンセンター(NHC)は「極めて危険で、命を脅かす」と警告している。

 1日に最大風速が秒速約83メートルに達したドリアンは同日、バハマに到着し、5段階で最も強い「カテゴリー5」に分類された。米メディアによると「今年地球上で発生した中で最も強い暴風」で、観測史上2番目に当たるという。2日午後6時現在の最大風速は秒速約65メートルで「カテゴリー4」となっている。

 米メディアによると、死亡したのはバハマ北部アバコ島の住民。多くの家屋が壊滅的な被害を受けているといい、ミニス氏は「我々は歴史的な悲劇のさなかにいる」と述べたという。

 NHCによると、ドリアンは現在、フロリダ州の東の沖合にとどまっている。今後は米東海岸に沿うように海上を北東に進むと予想され、沿岸部の各州で数百万人に避難勧告が出されている。

 フロリダ州発着の多くの航空便は欠航が決まっているほか、空港も閉鎖を決定している。同州にある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は、一部の施設で営業を見合わせるという。(ニューヨーク=藤原学思)