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 16日の敬老の日を前に、大分県内最高齢の福田シキさん(111)の長寿を祝おうと、大分市内の介護施設を佐藤樹一郎市長が訪れた。佐藤市長から「おめでとうございます」と声をかけられると、福田さんは「お陰様で元気です」を答え、お祝いのケーキをおいしそうにほお張っていた。

 福田さんは1908年(明治41年)に、今の豊後高田市で生まれた。夫の仕事で台湾に渡り、太平洋戦争の終戦前に帰国。その後は今の杵築市で暮らした。38歳で夫を病気で亡くし、小学校教員をしながら5人の娘を育てた。

 今でも車いすで家族と大分城址(じょうし)公園に散歩に出かけるなど行動的で、食事も1人でとっているという。長寿の秘訣(ひけつ)を尋ねられると「別にない」ときっぱり。「(祝ってもらって)うれしいです」と喜んでいた。

 県内18市町村によると、100歳以上の高齢者は9月1日時点(大分、由布の両市のみ8月末時点)で896人いる。(小林圭)

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