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 岩屋毅防衛相は3日の閣議後会見で、北朝鮮が5月以降、9回にわたり発射した計18発のミサイルのうち計10発が、新型と推定される2種類の短距離弾道ミサイルだとの分析結果を公表した。外形や発射方式、飛距離、高度、航跡などから総合的に判断したという。

 岩屋氏によると、5月4、9両日と7月25日、8月6日に発射した計8発は、外形がロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」に類似。発射までに時間のかかる液体燃料ではなく、短時間で発射できる、固体燃料を使った新型の短距離弾道ミサイルだと分析した。8月24日に発射したミサイル2発は、同様に固体燃料を使っているが、別の新型短距離弾道ミサイルだと分析した。理由は示さなかった。

 一方、8月10、16両日に発射した計4発は、米国製の地対地ミサイルで韓国軍も保有する「ATACMS(エイタクムス)」と外形が類似しているという。防衛省は残りのミサイルも新型ミサイルの可能性があるとして、関連技術の入手先も含めて分析を進めている。