【動画】趣味で日本ミツバチを飼う人が増加。愛好家が集う摂丹日本ミツバチの会では、新人会員対象の採蜜講習会を開催した=小林裕幸撮影
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 趣味で養蜂を始める人たちが増えている。世話の手間やノウハウなど、一見素人には難しそうな養蜂の世界。愛好家が増える背景には、食品などの自然派志向の広がりに加え、意外と手がかからない「ニホンミツバチ」の存在があるようだ。すそ野は退職後の高齢者だけでなく、都市部に住むサラリーマンにまで広がっている。

セイヨウミツバチと違い

 暑さがいったん和らいだ8月末、兵庫県三田市の民家の庭先に「摂丹(せったん)日本ミツバチの会」の会員が集まった。秋の採蜜シーズンを前に、初心者に採蜜の手順を実演する催しで、ベテラン会員が重箱のように積み重なった巣箱の最上段を切り外すと、蜜が詰まった巣が現れ、参加者から歓声が上がった。

 同会事務局長の笹原正春さん(63)は「採蜜まで、巣やミツバチにトラブルがないか時々チェックするくらいで、巣箱を開けたり動かしたりせず、見守ってきました。世話をやき過ぎると、ストレスになって逃げ出してしまうくらい、実は、手がかからない生き物なんですよ」と話す。

 会のメンバーが飼っているのは…

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