天皇、皇后両陛下は7日、秋田市の秋田県動物愛護センターを訪れ、地元小学生らが犬の心音を聞いたり、正しい散歩の方法を学んだりする様子を視察した。両陛下は同日、宮内庁を通じて発表した訪問の感想の中で「殺処分される動物が少しでも減ることを心から願っています」と表明した。

 同センターは、捨てられるなどした犬や猫の「殺処分ゼロ」を目指す県が今春開設した施設。説明者らによると天皇陛下は、犬や猫の譲渡について「新しい飼い主に命をつないでいくということは非常に大切」と話したという。

 両陛下は8日に開かれる「全国豊かな海づくり大会」の式典などに出席するため7日午前に秋田県入りした。8日夜に帰京する。(中田絢子