「やはり今日も頭に召していらっしゃるんですね」。皇后雅子さまがそう声をかけたのは、常にハコフグの帽子をかぶっていることで知られるタレントで魚類学者のさかなクン。「皮膚の一部です」とさかなクンがこたえると、皇后さまは思わず笑顔になったという。

 天皇、皇后両陛下が秋田県を訪問した7日夜、秋田市で開かれた「全国豊かな海づくり大会」の歓迎レセプションでの出来事だ。両陛下が県内の若手漁業者の夫婦らとの懇談を終え、会場のホールを退出する際、天皇陛下が「さかなクン」と声をかけたという。さかなクンは取材に「ギョギョっとしました」と振り返り、「5年ほど前に都内の大学で講演会をした際、愛子さまがぎょ学友(御学友)3人といらしてくださった」とも明かした。その際、愛子さまらと懇談する機会があったといい、今回、皇后さまから当時の交流について「ありがとうございました」と感謝の言葉があったという。

 天皇、皇后両陛下の地方訪問は、さまざまな人々とふれ合う重要な機会だ。今回の秋田訪問は、天皇の定例地方行事「全国豊かな海づくり大会」に出席するためで、1泊2日の日程が組まれた。両陛下は休憩の予定を一部取りやめ、精力的に人々に声をかけた。

 冒頭で紹介した歓迎レセプションの前には、「海づくり大会」の絵画と習字のコンクールの入賞作品を前に、作者の小中学生と懇談。陛下は「どんな思いで描きましたか」などと作品について熱心に質問し、見守っていた保護者のもとにも両陛下で歩み寄って懇談した。

 この日午後には県動物愛護センター「ワンニャピアあきた」を視察。両陛下が犬や猫に強い愛着を抱いていることや、天皇ご一家の愛犬「由莉(ゆり)」の知られざる「活動」が明らかになった。

 同センターは、「殺処分ゼロ」…

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