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 江戸時代に谷村藩や谷村代官所が置かれた山梨県都留市は、より城下町らしい街並みを整備しようと、中心街で「谷村城下町テイスト 黒塀塗炭(ぬりずみ)事業」を始めた。通りに面した公共施設や寺院などの塀や外壁を黒色で統一。落ち着いた城下町の風情を再生してまちの魅力を高め、市外から訪れる人を増やそうという観光戦略の一環だ。

 市では2016年、市役所の20~30代の職員を中心に「つる城下町テイスト再生プロジェクト研究会」が発足。古民家などが立ち並ぶ小道のブロック塀などを黒塀に変えることでまちをよみがえらせた新潟県村上市の住民たちの取り組みなどを参考に、黒塀プロジェクトに着手した。

 市役所前を流れる家中川の鉄柵を板で覆って黒く塗る方法で、試験的に「黒塀」を設置し、市民にアンケートすると、8割以上に好評だったことから、今回の事業化となった。

 財源は今年度施行された森林環…

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