拡大する写真・図版 ギターを抱え、知り合いの男性と話す藤本さん(左)=2019年7月10日午後4時18分、大阪市西成区、野崎智也撮影

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 大阪市西成区のあいりん地区(通称・釜ケ崎)で、高齢者や障害者らの介護をするヘルパーの藤本敬三さん(68)が8月、CDを自主制作した。日雇い労働者の街で生きる人々が書いた歌詞に曲をつけて20年。今年CD化を思い立った背景には、ある理由があった。

 CDのタイトルは「生きてりゃいいさ」。労働者たちの日常や親へのわび、感謝などをテーマに歌った7曲を収める。

 労働者らが書いた詞に藤本さんが曲を付け始めたのは、1999年。府と市が共同で実施する特別清掃事業で働く日雇い労働者の指導員をしていた藤本さんに、仕事終わりのおっちゃんが、紙を手渡した。「兄ちゃんギター弾くんやろ。これに曲をつけてくれんか」。藤本さんが週1回、釜ケ崎の喫茶店で弾き語りをしているのを知ったおっちゃんからの依頼だった。

 作曲経験はほとんどなかった。…

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