[PR]

 岐阜市の私立高校2年生の男子生徒(17)が死亡した問題で、男子生徒が同級生とのトラブルについて学校側から事情を聴かれていたことがわかった。その後、約2時間にわたって教室に1人でいた間に自殺を図った可能性がある。同校の教頭は取材に対し、「もう少し頻繁に(生徒の)状況を見ることも必要だったと思う」と話した。

 岐阜県警は男子生徒が自殺を図ったとみて調べている。捜査関係者によると、男子生徒は3日に同級生1人と体の接触を伴うトラブルがあったとみられ、午後、担任教師らにそれぞれ別の部屋で事情を聴かれていた。

 学校側の説明では、男子生徒には担任教師らが30分ほど話を聴き、保護者への連絡や対応を協議するため、生徒を教室に残して席を離れたという。男子生徒は、首にカーテンのひもが巻き付いた状態で意識を失っているのが発見されるまでの約2時間、1人で教室にいたとみられる。

 同校の教頭は、生徒の様子を見る必要があったとする一方、指導については「叱責(しっせき)したり、責め立てたり、大きな声を上げることもなく、問題はなかった」と述べた。亡くなった生徒について、いじめに関する話は確認されていないという。

 男子生徒の死亡を受け、学校は4日午前、緊急の全校集会を開き、在校生に事情を説明した。