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 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止された問題で、河村たかし・名古屋市長は4日、芸術祭実行委員会会長の大村秀章・愛知県知事に対し、実行委員会の運営会議を今月末ごろまでに開き、経緯を説明するよう求める文書を送った。

 実行委は県と市などからなり、河村氏は会長代行を務める。文書では大村氏に対して「実行委構成団体に対する説明が極めて不十分」と批判し、企画展の展示や中止に至る経緯のほか、脅迫文を送ったとされる男が逮捕された後も展示を再開しない理由などを説明するよう求めた。市によると、これまで5回にわたって県側に運営会議を開催するよう口頭や文書で求めてきたが、返答がなかったという。(堀川勝元)

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の1作品「表現の不自由展・その後」を鑑賞し、展示の中止を求める河村たかし・名古屋市長と名古屋市長の発言を受けて記者会見する津田大介・芸術監督