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狩野山楽「唐獅子図」

 住友財団(東京)が30年近く進めてきた文化財修復助成によって、よみがえった名品が並ぶ特別展「文化財よ、永遠に」が10月14日まで、泉屋博古館(せんおくはくこかん)(京都市左京区)で開催されています。古代から近世の絵画や彫刻、文書など約30件を、修復技術と併せて紹介しています。

 その中で注目されるのが養源院(ようげんいん)(東山区)の所蔵する、狩野(かのう)山楽の「唐獅子図(からじしず)」です。養源院は三十三間堂の東側にあり、豊臣秀吉の側室・淀殿が父・浅井長政を弔うために創建した寺院です。その後、火災に遭い、淀殿の妹で徳川秀忠の正室・お江(ごう)が江戸時代初期に再建し、徳川家の菩提(ぼだい)寺ともなりました。

 本堂にある仏壇を飾るのが「唐…

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