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 4年に1度のラグビー・ワールドカップ(W杯)が20日、東京スタジアムの日本―ロシア戦で幕を開けた。ベスト8を目標に掲げる日本で攻撃のタクトを振るのは、攻撃の軸となるスタンドオフ(SO)の田村優(ゆう、30)。巧みなパスとキック、そして強い心で引っ張った。

 司令塔は負けず嫌いだ。持ち前の向上心で日本の主力選手に上り詰めた。「試合の80分間、ずっとチームの中心でいたい」

 「確固たる自信を持ち、一貫性のある(判断が的確な)選手に成長してくれた。彼が主力の10番だ」。日本のジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)は田村に全幅の信頼を置く。10番は先発のSOが付ける背番号。パスやキックで味方を操る。前回大会で五郎丸歩(33)が務めたゴールキッカーも託された。ロシア戦では、前半に2トライ目の後のゴールを決めた。

 愛知県岡崎市出身。父の誠さん(57)はトヨタ自動車のバックスとして活躍した。田村は友人に誘われて始めたサッカーを中学まで続けた一方、ラグビー観戦が好きだった。サントリーでプレーする弟の熙(ひかる)さん(26)は「お兄ちゃんはサッカーの練習を休んでまで見に行っていた。テレビでもよく見ていた」と振り返る。高校受験の時、「ラグビーをやりたい」と父に打ち明け、父の高校の同級生だった吉岡肇監督が指導する国学院栃木高に進んだ。

 同校のコーチだった古庄史和さん(38)=現・白鷗大ラグビー部監督=は「最初は下手だったけど、自分で何とかするというメンタルの強さがあった」と振り返る。同時に覚えているのは、田村の極度な負けず嫌い。学校の球技大会で負けると、泣いて悔しがった。

【動画】ラグビーワールドカップが開幕。期待の日本代表、外国出身選手が多いわけは

 試合でうまくプレーできずふて…

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