プールの底に沈んだ男性救う お手柄の小学生2人表彰

森直由
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 プールでおぼれていた男性を助けたとして、三重県伊賀市立大山田小学校5年の上田龍平さん(11)と、3年の板倉初佳(ういか)さん(9)に、奈良県広域消防組合から人命救助の功績をたたえる感謝状が贈られた。2人は5日、伊賀市役所を表敬訪問した。

 消防組合などによると、2人は7月30日、奈良県大和郡山市のまほろば健康パークのファミリープールを訪れた。上田さんは深さ約1メートルのプールで遊んでいたとき、一緒に来ていた40代の男性がプールの底にうつぶせの状態で沈んでいるのに気づいた。

 男性の顔を水面に持ち上げたが反応がなく、近くにいた板倉さんが男性の腕を持ち、顔が水中に沈まないように支えた。上田さんが「すみません」と叫び、監視員が男性を引き上げた。男性は救急搬送されて入院したが、すでに退院しているという。

 上田さんは後日、この男性と会った際、「本当にありがとう」と感謝の言葉をかけられたという。「助けたときはすごく怖かった。今はうれしさと驚きが半々です」と語った。板倉さんは「普通にやったことが、こんなに大きなことになるとは思わなかった。これから役に立つかなと思いました」と話していた。(森直由)