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 2011年9月の紀伊半島大水害で、日高川が氾濫(はんらん)し、死者3人、行方不明者1人の被害が出た和歌山県日高川町。町を襲った災害の記憶や防災の知識を伝えるとともに、災害時の避難所としても活用できる町防災センターが今年5月、完成した。町外からも見学者が訪れている。

 県が発行した紀伊半島大水害記録誌などによると、日高川上流にある田辺市龍神村の龍神観測所では台風12号が県に最接近した11年9月3日、日降水量486ミリを記録。川中流にある椿山ダムは満水に近づき、3日深夜から翌4日未明にかけて、流れ込んだ水の量と同じ量を流す非常放流を実施。放流量は最大毎秒約4千トンに達した。川の複数の堤防が決壊し、道路が冠水。日高川町は全壊住家が12棟、半壊は48棟、床上浸水は193棟、床下浸水は88棟と被害は甚大だった。

 こうした災害の記録を伝え、今後起こりうる南海トラフ巨大地震などに備えるため、災害の仕組みや防災への理解を深めてもらおうと町は町防災センターの建設を決めた。16年度に着工し、総事業費は約8億円。

 センターでは模型を使って崖崩…

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