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マラソングランドチャンピオンシップ連載「かける」:3 井上大仁(MHPS)

 マラソン百戦錬磨の川内優輝は「井上推し」だ。ずいぶん前から「一番強い選手」と言い続けている。本人は学年で一つ上の大迫傑、設楽悠太とともに「3強」と評価されても「もうちょっと強かったら自信をもって言えるけれど、世界と比べるとまだまだ粒(つぶ)みたいなもので……」。今年4月のボストン・マラソンで12位に沈んで痛感した。

 とはいえ、2017年8月のロンドン世界選手権(26位)、金メダルに輝いた昨年8月のジャカルタアジア大会と「日の丸」を背負った経験は生きている。2年前からきっちり春と夏のマラソンを走る周期。今回もアジア大会の前のトレーニングがベースになっている。暑い気象条件、ペースメーカーのいないレースも体験済み。すべての道は東京五輪に続く。

 MHPSの黒木純監督が長崎・…

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