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 バスケットボール男子のワールドカップ(W杯)第6日は5日、1次リーグ最終戦が中国各地であり、E組の日本(世界ランク48位)は上海で米国(同1位)に45―98で敗れ、3連敗で1次リーグを終えた。E組からは米国とチェコが2次リーグに進む。日本は順位決定リーグO組にまわり、7日にニュージーランド、9日にモンテネグロと対戦する。

八村、わずか4得点

 日本は知らず知らずのうちに、いつもなら出さないような厳しいパスを出したり、無理な体勢からシュートをしたりしてしまった。

 米国がチームとして成熟しているわけではない。それでも1対1の力が傑出しているから、日本の選手はプレッシャーを受け、いつも通りにプレーできなかった。「ボールへのプレッシャーのかけ方がすごい」と痛感したのは渡辺雄太。頼みの八村塁にはほとんどパスが渡らず、八村は前半は全く得点を奪えず、試合を通じても計4得点に終わった。

 打開の糸口がなかったわけではない。第1Q途中から日本が始めたゾーンディフェンスに米国は苦労し、得点が伸び悩む時間帯もあった。ただ、徐々に速いパス回しと突破でノーマークの選手を作られ、3点シュートは14本成功。瞬く間に適応された。

 NBAでプレーする渡辺ですら「完敗だった。言い訳は出来ない。これは今の日本の実力」と肩を落とした。真剣勝負の場で、米国と試合ができたのは得がたい経験だ。世界最高峰の選手たちが醸し出すプレッシャーを肌で感じられたことを大切にしたい。(河野正樹

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 日本・ラマス監督 「我々の完敗。米国が試合を支配した。打破できず、こういう結果になった。我々のW杯は終わっていない。最低でも1勝を挙げて帰国したい」