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 関東大震災(1923年)の混乱のさなか、朝鮮人とともに虐殺の標的となった中国人の夫を助け、中国へ渡った日本人の妻がいた。かの地で「ネエサン」と呼ばれて亡くなった女性の遺骨を帰国させようと子孫捜しが進められている。

 女性の夫の陳善慶さんは中国・福建省福清市から10年代に来日し、反物商をしていた。日本人女性と結婚し、19年に長男を、21年に長女をもうけた。一家の住所は、いまの横浜市鶴見区本町通4丁目あたりだ。

 23年9月1日に関東大震災が発生すると、軍・警察・住民の自警団による朝鮮人や中国人らの虐殺が相次ぎ、38歳だった陳さんも狙われた。虫の息となった夫を死体の山の中に見つけて引っ張りだしたのが日本人妻だった。「このまま日本にいたら殺される」と案じた妻は、23年末か24年始めに夫と2人の子どもを連れて福清市へ向かった。

 陳さんを故郷に連れ帰ってくれ…

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