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 江戸時代の文人画家・田能村竹田(1777~1835)が長崎から持ち帰ったとされる大分県竹田市片ケ瀬の唐椿(とうつばき)を調査していた大分短期大学のグループが、樹勢回復に向けた「処方箋(せん)」となる報告書を同市に提出した。株元にある傷口より上の幹に、ほかの木の根を直接つなぐ「バイパス手術」などを提案している。

 唐椿は庄屋の隠居屋敷の敷地にある。1830年ごろに竹田が新築祝いに贈ったとされ、市指定天然記念物になっている。往時に比べて葉や花の数が減ってきたのをうけ、樹木医である吉野賢一教授や鍵和田又一准教授、学生らのグループが、今年3月から木や周辺環境の調査を進めてきた。

 8月30日に提出された報告書などによると、木は元々接ぎ木で育ったもので、幹にはチェーンソーなどによるとみられる複数の大きな傷が存在。特に地上1・1メートルの位置の傷は深く、木の中まで腐食が進んでいる。これらの傷が水の通り道を遮り、樹勢衰退につながっているという。

 これを踏まえ、近くのサザンカ…

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