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 家族の一員として、大切に育てられるペットたち。良質な食事、住環境や医療の充実などにより、その平均寿命は年々延び続ける半面、高齢化するペットの介護に直面し、疲弊する飼い主も増えている。

 京都府京丹波町の山間にある老犬ホーム「犬のケアハウスうらら」では、高齢犬を中心に、飼い主の病気や入院、死別など様々な事情を抱えた約10頭を終身で預かっている。犬種はチワワからグレートピレニーズまで大小様々。犬舎には25台のカメラが設置され、24時間態勢で見守る。

 「寝不足が解消されたせいか、顔色がよくなった」

 足腰が立たず、床ずれがひどいため、専用のベッドで寝ていたウェルシュ・コーギーのミクちゃん(14)の頭を、飼い主の奥西紀美子さん(44)がなでた。ホームまでは神戸市北区の自宅から車で1時間強ほど。

 「幸せそうで何より」

 両親と3人、約1カ月ぶりに会い甘えるミクを見つめながらつぶやいた。

 2005年秋、ホームセンターのペット売り場で父母がミクに一目ぼれ。屋内を嫌がるため庭で飼い、夏はお気に入りの木陰で、冬は軒下に用意した毛布のなかで過ごした。むやみにほえず、近所からもかわいがられた。

 昨年2月ごろ、右後ろ脚を引きずりふらつくようになった。病院でも原因がわからず、散歩中も座り込むように。手製の車いすを使い前脚で歩かせていたが、11月に散歩中に泡を吹いて倒れ入院。自力で動けなくなり、睡眠が浅くなった。すると、目を覚ますたびに昼夜を問わず鳴くようになった。

 紀美子さんと両親は、早朝から…

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