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 岐阜県は5日、中津川市の養豚場の豚から豚コレラの陽性反応が出たと発表した。飼育中の豚約300頭を殺処分する。この養豚場は、豚コレラの感染拡大防止対策として国が提案する「早期出荷」に取り組んでいた。県内で早期出荷中に豚コレラの陽性反応が出たのは初めて。

 早期出荷は、感染の恐れがある地域の豚をいったん全て出荷して豚舎を空にした状態で衛生管理を徹底しようというもの。県によると、この養豚場は8月20日から早期出荷を開始し、9月2日までに約120頭を出荷。5日に最後の出荷をする計画になっていた。

 4日に養豚場から母豚1頭と子豚複数頭が死んだと連絡があったという。

 古田肇知事は「早期出荷を進めていたところ、終了間近で発生したのは大変残念」と話した。

 岐阜県内の施設で豚コレラの感染が確認されたのは通算23施設目。