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 和歌山市加太沖の友ケ島付近の海底に眠っていたナウマンゾウの化石3点が、県立自然博物館(海南市)の特設コーナーで展示されている。新たに寄贈されたもので、同館の担当者は「これまでの収蔵品にはなかった部位のもので貴重」と話している。

 化石は、長さ約30センチある脚の向こうずねの部分の骨や、下あごの骨と一緒になった臼歯、切歯(牙)の一部の3点。大阪府岬町の男性から寄贈された。同館にはナウマンゾウの化石が14点あり、そのうち2点を常設展示している。ほとんどが臼歯の化石で、脚の骨は初めてだ。

 同館によると、ナウマンゾウは約35万年前から約2万年前まで日本列島に広く分布したと考えられている。体長5~6メートルで、現生のアジアゾウとほぼ同じぐらいの大きさとされる。頭に帽子をかぶったような出っ張りがあるのが特徴で、雄は長くて太い牙を持つ。友ケ島周辺では1960年ごろまで底引き網漁が盛んで、操業中の網にナウマンゾウの骨や歯の化石が引っかかった。瀬戸内海は太古は陸地だったとされる。

 引き揚げられたものの、化石の…

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