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 1923(大正12)年の関東大震災直後、朝鮮人と疑われたことをきっかけに、香川県から薬の行商に来ていた一行9人が千葉県福田村(現野田市)で惨殺された「福田村事件」から96年。命日にあたる6日、人権問題などを学ぶ研修で64人の団体が、同市三ツ堀に建立された追悼慰霊碑を訪れ、黙禱(もくとう)を捧げた。参加者は「この事実を伝えていかないといけない」と話した。

 朝鮮人に関する流言飛語が影響し、地元の自警団が殺してしまった悲惨な事件。歴史に埋もれていたが、2000年に香川県側で真相調査会、千葉県側に「福田村事件を心に刻む会」が結成されて真相解明にあたり、03年に事件現場近くの霊園に犠牲者の追悼慰霊碑が建立された。調査では朝鮮人差別、「よそ者」を排除する排他意識、行商人への職業差別が複合し、群集心理も重なって事件が起きたとしている。犠牲者は香川県の被差別部落出身者だった。

 野田市を訪れたのは同和対策事業などで建てられた県内外の隣保館の職員らで、「全国隣保館連絡協議会」の東日本ブロック女性職員研修会に参加した。事件の犠牲者が被差別部落出身者だっため、研修のテーマに取り上げたという。

 研修では、野田市で事件の調査…

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