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(5日、日本2―0パラグアイ)

 ボールに触れる度に歓声が湧く。18歳の久保がこの日も観客をとりこにした。

 後半開始とともに2列目の右サイドへ。まずは5分、FKでゴールを狙い、わずかに枠の上へ。24分にはゴール右の角度のない位置からシュートを放ったが、バーに嫌われた。

 6月の代表デビューから激動の日々だった。FC東京からスペインのレアル・マドリードへ。南米選手権に出場した後はレアルの親善試合でプレー。スペイン1部で通用すると認められてマジョルカへ期限付き移籍し、1日に初出場した。

 「トップレベルから学べるものがたくさんあった」と振り返る3カ月。代表初招集の時は「選ばれると思っていなかった」と驚いたが、今回は「実力が伴っているから選んでもらっていると思う」と自信が宿る。

 シュートはチーム最多タイの5本。「いつか入ると信じて狙うだけ」。最年少得点はお預けとなったが、その日が近いことを予感させた。(岩佐友)